暑いですね。
寒いのは苦手なので夏は好きなのですが、
体温より高い気温って……。
それに、この湿気……。
さて、遅れましたが7月12日はストーンズのデビュー50周年でした☆
素晴らしいですね!
このデビューの時のことを以前の記事で書いています。
ブライアンとミック・ジャガー part1
この記事の、特に下記の部分ですね。↓
7月12日、ブルース・インコーポレーティッドはBBCの番組「ジャズ・クラブ」に出演が決まり、全国ネットでデビューすることが決まったが、その際にミックははずされた。
しかし、その前座のバンドとして、ブライアン・ジョーンズのまだ名もないバンドが現れることになる。
ここにブルーボーイズとブライアンのバンドが一緒になる要素が生まれた。
アレン・イーサリントン、ボブ・ベックウイズ、ブライアン・ナイトとジェフ・ブラッドフォードは離れていった。
後にキンクスのドラムスをやるようになったミック・エイボリーがまとめ役になった。
ブライアンがバンド名を「ローリング・ストーンズ」と決め、彼らは初めてお金を払った客と向き合うことになった。
※引用※
見た目にはグループのメンバーはおかしなくらいちぐはぐだった。ビールを何杯かあおって度胸をつけたミックはいつもの派手なブルーのセーターを身につけ、キースはぴったりした黒のビジネス・スーツ、ブライアンはコーデュロイのジャケット。ディック・テーラーときたらまるで楽器がつっ立っているようで、彼のベース・ギターはほとんどチェロぐらいの大きさに見えた。
リチャーズが狂暴にギターをかきならし、ジャガーが長髪を振り乱すと、ほとんどの観客は嫌悪感をあらわにした。ディック・テーラーは言う。「拒絶反応ってヤツだった。マーキーの常連のジャズ正統派はアレクシス・コーナー印のブルースなら週に一回は許していた。だがぼくたちが登場して、とくにミックが姿を現すと、もう我慢の限界を超えてしまったんだ」
しかし全員が彼らを攻撃したわけではなく、彼らを賞賛する観客もいた。
彼らが出演する木曜日の夜にはたくさんの客が押しかけて、たいへんな騒ぎとなった。
これを読む限り、初めてのステージは大成功というわけではなかったのかなと思います。
でも、大切な第一歩になったんですよね。
私は最近、ブライアンの楽器に対する敬愛の深さを感じます。
ブライアンは様々な楽器を演奏しました。
それらをストーンズの音と合わせるように、ストーンズの音をよりよくするために演奏しました。
でも、決して、それぞれの楽器に対して、
”ストーンズ流に合わせてしまえばいいんだ”
と軽くとらえていたわけではないと思えるのです。
例えばインドの伝統楽器、シタールをブライアンは演奏しました。
たぶん音を聴いて、魅せられたのだと思います。
そして、この音をストーンズの音楽にも取り入れたい!と思ったのだと思います。
ストーンズの楽曲におけるブライアンのシタールの演奏は見事です。
ブライアンなりに考えて、自分が演奏しやすいスタイルで、ストーンズの曲をよりよくするために演奏していたのでしょう。
でも決して、インドの伝統楽器である、という楽器そのものが持つ重さを無視していない、と感じるのです。
”自分流に弾いちゃえ”
なんて決して思っていない、楽器に対する尊敬の念、愛情をとても強く感じます。
何故そう思うかというと、シタールの音を殺していないからです。
シタールを敬いつつ、音を送り出している、
「俺はシタールを演奏してるんだぜ、すごいだろ?」
と自分を押し出すよりも、シタールを主役にしている気持ちを感じるからです。
ある意味”自分流”にしながらも、オリジナルを敬愛しているというのは、
ブルースに対しても同じです。
ブライアンのブルースのコピーは単なるコピーではないと感じます。
黒人の音楽だから、顔を黒くして、という発想ではない、と語っていた方もいました。
そんなふうに自分流にしながらも、ブルースへの敬愛の念はとってもとっても強いものだったでしょう。
音楽に対して軸がハッキリしているところが、今までストーンズを支えてきたといっても過言ではないのではないでしょうか。
50年も続く、素晴らしいバンドになったのには、
今更言うまでもないかもしれませんが、
ブライアンの精神も大きく貢献している、と思うのでした。
ところで、これ↓、アルコールにあまり強くない私には軽くておいしかったです☆
コメント
♪そうですよね~
ブライアンの精神が、少しでも残っていると信じたいです。
☆関西方面でも、ブライアソさん達のライブがあったらしく…ブログ(60’洋楽ファン)の記事になっていましたヨ~
◇(^。^;) 暑くて目覚めました…寝なくては~
まだまだ暑いですね~
この湿気さえなければ、暑さも、もう少し気持ちいい気がするのですが。。
はい!ブライアンの精神は残っています!確かに!と信じてます!