ブライアン・ジョーンズのブログへ、ようこそ♪
元は「月の響きを聴きながら」というブログに掲載していたブライアン・ジョーンズの記事をまとめて、こちらに移転しました。
2006年に日本でも公開された、「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」という映画で、ブライアン・ジョーンズを知りました。
洋楽に興味があるとはいえない私は、有名なローリング・ストーンズやミック・ジャガーという名前を知っている程度。
ミック・ジャガーがローリング・ストーンズのメンバーであるということがわからないくらい無知でした。
もちろん、ローリング・ストーンズの創始者であるブライアン・ジョーンズのことは、名前すら全く知りませんでした。
ほかの映画を観に行ったときに「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」の予告を観て、なんとなく「この映画、観よう」と思いました。
公開されてすぐに映画館に足を運び、ブライアン・ジョーンズのことをなにも知らないのに、悲劇的な展開に涙しました。
「なぜ、ブライアン・ジョーンズはストーンズの創始者でありながら、クビになってしまったのだろう?」
「なぜ、若くして亡くなってしまったのだろう?」
疑問がいくつも浮かび、映画館を出た後すぐにCDショップに寄り、ブライアン在籍時のアルバムを購入。
その後、本も読みました。DVDも観ました。
好奇心はあるものの、飽きっぽくもある性格なので、いつもの私なら、このあたりで飽きています。
ところがブライアン・ジョーンズについては、知れば知るほど知りたくなり、本人のことのみならず、周りにいた人たちのことまで知りたくなりました。
ここまで思ってしまったのは、知るうちに、
「この人、ものすごく誤解されてる」
と感じたからです。
女とドラッグとアルコールにおぼれて自滅した。
ブライアン・ジョーンズのことを、そんな破壊的イメージでとらえている人は多いと思います。
もちろんアーティスティックで変人な部分もあったと思います。
でも私には、ブライアン・ジョーンズはそんなにクレイジーな人ではないと思えました。ブライアンは、もっと普通の人なのではないかと思えたのです。
人は多くの場合、例えば、ある人が「アルコールにおぼれている」とき、その結果しか見ず、それを責めることしかしません。なぜその人がそうなってしまっているのか、原因にまで想いを馳せる人は少ないでしょう。
でも私は、結果だけで誰かを判断することはしたくはないです。
クレイジーなブライアンのほうがカリスマ性があって語り継がれていくのには良いのかもしれませんが、私はブライアンが受けている誤解をときたいと思いました。私のほうこそ誤解しているのかもしれませんが。
誤解されているとしても、ブライアンはもう自分では誤解をとくことができない、でも私は生きている、伝えることができる。
日本語のブログで書き綴ってみたって、誰にも何も伝わらないかもしれない。でもやらなければわからない、やらないよりはマシ。
「ブライアン、誤解をとくから待っててね!」
半ば、使命感のような気持ちで、ブライアンについての記事を書き始めました。
思い込みが激しいだけなのか、大いなる勘違いをしているのか、自分でもわかりません。
ただブライアンを知ってから、ブライアンを知らなかったら、やらなかったであろうことを体験したりもしています。まるでブライアンに導かれるような、ブライアンの魂と戯れているような日々。
ちなみにカテゴリーの中にもある「ムビラ(mbira)」というのは、アフリカ大陸のジンバブエの伝統楽器です。ジャジューカつながりで民族音楽を知るうちに習い始めてしまったということがあり、ブライアンのブログに入れることにしました。
このブログに入れきれなかったブライアン・ジョーンズに関わる映画や本の記事は、別ブログ「本と映画と音楽と。」に入れているものもあります。
このブログが、読んでくださる方たちに少しでも楽しんでいただければと思っています。
管理人:るか。(RUCA)
ライターネーム:樫村茉莉
ライター、校閲、メンタル心理カウンセラー、ムビラ弾き
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