ストーンズ・インタビュー

1964年にメンバー+エリック・イーストン(マネージャー)にインタビューした音源を入手♪
ストーンズがBIGになる前の、貴重なテープだそうだ。

ブライアンへのインタビューの一部はビデオ「25×5」に使われている。

「時代がマッチしたのさ。粗野な音が良かったんだ。全てが甘くなってたから、硬派なものが受け始めてた。その精神に一致したのさ。うまく波にのったんだ。」っていう部分である。

ミック、チャーリー、ブライアンへのインタビューは64年10月23日。

ビル、キース、エリックのインタビューは、その後のアメリカのツアーの間でインタビューされたものであろう、ということだ。

まずはミックのインタビュー。

ミックは「ストーンズのリーダーか?」と聞かれ、
「いえ、別に。リーダーはいません」
と答えている。

ブライアンがリーダーだったのは、デビュー前、もしくはデビュー直後くらいまでだったのだろうか?

また「作曲はするか」との質問に、
「ええ、キースと一緒に」
と答えている。

キースと作る曲はバラードが多いので、他の人たちにあげている、と続けている。

「結婚したいタイプは?」と聞かれ、
「知的な人、上品な会話の出来る人が好きだよ。それに美人じゃなきゃだめさ」

インタビュアー「ストーンズのメンバーの間には、多くの類似点があると思いますが、仲はいいですか? それとも、よく議論しますか?」

ミック「とても良好さ。議論はするよ。どんなグループでも議論はするからね。どういうレコードを作ろうかといった、一般的なことについてだよ。でも僕たちは、うまくいってるよ」

**中略**

インタビュアー「実際、あなたたち1人1人は、アメリカで、人気が出始めた頃のビートルズよりも、現在、顔が知れ渡ってると思いますね」

ミック「ビートルズは、僕たちよりもずっとグループ色が強いと思う。僕たちは、たまたま、一緒に演奏するようになった個人の集まりなんだ。僕たちは、風貌が違う。全員、違った髪の色をしているし、容貌も違う」

インタビュアー「ええ、ビートルズについても言えることですが、グループとして結成されたのであって、似ているわけではありませんね」

ミック「そうです。ただ、彼らは皆、黒髪でしょ。僕たちはさほどありふれた風貌じゃないから、ブライアン、あるいは僕を選び出すことが出来る。つまり、僕たちはおもしろい顔つきをしているからね。ブライアンは、チャールズ2世に似てるよ

(横からビル)アメリカで言うと、かなり若いアブラハム・リンカーン。フランスで言うと、ルイ14世の相当若い頃だ

チャールズ2世やリンカーンやルイ14世の写真を探してみましたが、特にブライアンに似てるとは思えませんでした;
見た写真が悪かったのかも。

次にチャーリーへのインタビュー。(抜粋)

インタビュアー「作曲することはありますか?」

チャーリー「作曲? いや、作曲はしないよ。作曲ではなくて、僕なりに貢献をするだけだね。僕たちはたいてい、共同作業なんだ。僕たちが作曲する場合は、ミックが方針を出して、キースがリズムを担当するか、僕がリズムを受け持つという具合さ」

インタビュアー「皆で集まって、アレンジをするということですか?」

チャーリー「ええ、僕が何をするにしても、それが僕のパートということなんだ」

インタビュアー「ストーンズのメンバーで、音楽の訓練を受けている人はいますか?」

チャーリー「よく知らないけど、ブライアンは受けていると思うね。キースも受けているかもしれない」

インタビュアー「楽譜は読みますか?」

チャーリー「残念ながら、たいして読めない」

インタビュアー「あなた自身、いく分でもビートルズ・ファンだと思いますか?」

チャーリー「とても才能のある人たちだと思うよ。ええ。僕はビートルズ・ファンであると言えると思うね」

次にブライアンのインタビュー。

インタビュアー「現在、ローリング・ストーンズと他のイギリスのグループは、具体的にどう違うと思いますか?」

ブライアン「僕たちと、今、アメリカで有名なイギリスのグループとの本質的な相違は、僕たちが初めて、ニグロのリズム・アンド・ブルースの影響を強く受けたという事実にあると思う。僕たちは、水増しされたリズム・アンド・ブルースや、アメリカの白人のロックンロールのようなロックを基にして、音楽を創り出したんではなくて、初期のブルースを基にしているんだ。そして実際、英国のグループの大半が、僕たちの真似をしている。前はビートルズを真似たものだったが」

インタビュアー「作曲はしますか?」

ブライアン「ええ。僕たちは、実際多くのものを作曲しているね。サテン・アンド・ニッケンフェルッジとしてでるものは、皆で一緒に作ったものなんだ。ミックとキースはよく作曲するし、他のメンバーもするけれど、グループが録音したものはないね」

サテン・アンド・ニッケンフェルッジというのは「ナンカー・フェルジ」のことでしょうか?
チャーリーが作曲はしていないと言っているのにも関わらず、ブライアンのこの発言は、共同で作ったとされている曲たちは、ブライアンの貢献が大きかったということではないでしょうか。

ミックとキースの作曲とは別のものとして、発言していますし。

もっと自分が貢献していること、アピールしてもいいのにな。

こういうところが、ブライアンは控えめなんですね……。

そしてグループの成功の理由を聞かれて、冒頭に出した「25×5」でも使われている発言をしている。(実際はもっと長く話しているけど)

インタビュアー「グループに対しての反感をどう思いますか?」

ブライアン「新しいものには反感はつきものでしょう。いつも、いつも反応はあるんだ。反応に対する反応のようなものだよ。ニュートンの運動の法則の1つか何かだよ。そうさ。ポピュラー音楽は、ころがりながら前進しているのさ」

中傷的な記事について聞かれて。

ブライアン「とても、むずかしいな。僕にできることは、否定することだね。もし誰かが、面と向かって、僕を汚いと言ったら、甘んじて受けたりはしないさ。
でも雑誌で読む場合、ほとんど、どうすることもできないからね。僕たちは、実際のところ雑誌記者に翻弄されている。人は、彼らが書くことを信じるからね。僕たちについて、本当に多くのいやらしい、がらくた記事を書いてきた。とても憤慨しているけど、ただ、今回、僕たちは汚くないし、そんなに、だらしなくもないことを皆が、見てくれればと望んでるんだ」

インタビュアー「外見については、あなたがたの服装はビートルズのスタイルとたいして違いませんね」

ブライアン「英国式ですよ」

インタビュアー「イギリスでは、あなたの髪は普通でしょ?」

ブライアン「英国では、たくさんの人が、こんなふうに長髪にしているよ。みんなというわけではないけどね。若者が全員というわけではないけど、かなり、受け入れられてるね。もし、髪を長く伸ばしたければ、イギリスではもう笑われることはないだろうね」

キースのインタビュー。

インタビュアー「ビートルズ・ファンですか?」

キース「ファンではないけど、良いものがあると思うね。そういうものは好きだし、彼らはうまいと思うよ」

インタビュアー「ビートルズのサウンドと、ストーンズのサウンドの違いは何だと思いますか?」

キース「僕たちのは、もっと色のついた音、よりロックンロール的な音だということだね」

インタビュアー「アメリカで受けた広報のタイプに対して、何か具体的な反応はありますか?」

キース「ひどいもんさ。僕たちのことを書いてくれる限り、何を書くかは、たいして気にしないけどね。でも僕たちは痛烈な批評をしているがね。それは言っておこう」

インタビュアー「このような広報が何故出てきたと思いますか?」

キース「皆、長髪を汚さに結びつけるんだと思うよ。なぜかというと、ビクトリア時代の観念が何かと関係あるんじゃないのかな」

インタビュアー「あなた方のリズム・アンド・ブルースですが、このサウンドは、特に英国式だと思いますか? このサウンドを創り出した人たちと同じようなサウンドに聞えますか?」

キース「おそらく同じようには聞えないだろう。だってそれがその音が僕たち自身だと思うからね。しかし、僕たちは少なくとも努力していると思うんだけどね」

ふー、長くて疲れたので、ビルとエリック・イーストンのインタビューは省略します。
(もしも、読みたいよーという方がいらっしゃったら、おっしゃってください。がんばって打ち込みます)

しかし、ことあるごとに「ビートルズ」の名前が出てくるあたり、当時、どれほどビートルズが売れていたのか、わかります。

あと、当時は「長髪である」ということだけで、問題児扱いされてしまったんですね。

このインタビューにおけるブライアンの声は、先日リンクを貼った「Charlie is My Darling」での声よりも若い、というか、高い甘い声です。

この声を聞くかぎり、初期の頃、コーラスに参加していた「だみ声」は、わざと作って出していたのではないかと思ってしまいます。

それと先日「ブライアンの応答は尋常じゃない」っていうことを言われていたと書きましたが、このインタビューでは、別に頭を傾げてしまうような発言はしておらず、とても理論的な人としか思えません。

他に思うこともあったのですが、また後日~。

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