クマのプーさん展に行き、コッチフォードで過ごすブライアンを想う

ブライアンファンだったら行かないと!

の、クマのプーさん展初日に行ってまいりました。

初日だけれど、土曜日だけれど、東京は雪がチラホラ降っていたので、案外すいているのではないかと。

たはっ(;´∀`)

あまかったです……、混んでいました。

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クラシック・プーの夢の世界

私はディズニーのプーさんよりも、クラシック・プーが圧倒的に好きで。

プーさんも可愛いけど、コブタが好きなんですね。

混んでいて、じっくりは見られませんでしたが、このように写真撮影OKのコーナーがあるんです。

なに、もう、この世界観。
すんごいツボなんですけど!!!

良いなあ、こんなふうにのんびりとした会話をしながら過ごしたいなあ。

か、可愛すぎる。

立て続けに、撮ってきた写真載せちゃいます!

繰り返しますが、こっそり撮ったのではなくて、撮影OKコーナーでの撮影です。

コッチフォードで過ごす、ブライアンに想いを馳せてみる

牛乳を飲むブライアン

プーの世界にいたら、ブライアンもコッチフォードの屋敷で、こんな穏やかなあたたかい気持ちでいたのかな、なんて思ってしまいました。

コッチフォードで過ごすブライアンは、牛乳を配達してもらって、たぶん毎日のように飲んでいました。

2006年に公開された映画でも、メンバーがコッチフォードのブライアンの屋敷を訪ねて行ったとき、牛乳の空瓶がたくさん並んでいたのを足に当ててしまうというシーンが出てきましたよね。

Stoned (Trailer)

この映画。45秒くらいから出てくる、ブライアンが売り込みをしている様子が「実際も、あんな感じだったのでは」という話を聞いたことがあります。

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今回、プーさん展に行った話をしながら、

「ブライアン・ジョーンズは、プーさんの原作者の屋敷に住んでいたんですよ~」

と言ったら、

「え、そこでドラッグをやっていたの?」

と返ってきて、ピキピキっときました。

ブライアン擁護派は心の中で反論する

ブライアンにはしょーもないところもたくさんあったと思いますが、ブライアン擁護派の私は、「ドラッグやりまくってた人でしょ」な発言には、ピキピキせずにはいられません。ええ、それがたとえ一般論であったとしても。

ぶぶぶぶブライアンのなにがわかるんだぁぁぁぁぁ!!!!
(自分もわかっていないかもしれないが、憤る)

あのですね、ブライアンは、ブライアンはぁぁぁ、忙しさや逮捕劇で散々疲れ果て、

「毎日牛乳を配達してもらって、健康的な生活を送りたい」

って話していて、コッチフォードでまさに、健康的な毎日を送ろうとしていたのですよ。

プールで泳いで運動不足も解消して。

以前書いたブログです。

ビルの著書より。

コッチフォード農場の下の階にあるミュージック・ルームでは、塀をめぐらした庭や手入れのいきとどいた芝生を眺めながら、ブライアンは曲作りをし、新しいグループの計画を立て、ミュージシャンの推薦をDJのジョン・ピールに頼んだりしはじめた。ミッキー・ウォーラーは早いうちにサセックスを訪れている。もともとジェフ・ベック・グループで尊重されていたドラマーの彼は、新しいバンドに加わることになっていた。ブライアンの自宅スタジオには、3台のテープ・マシーン、マイクロフォン、オルガン2台、ピアノ1台、そして彼が実験して楽しんでいたその他の楽器がいろいろ置いてあった。新しいバンドの基本モデルは、大評判のアメリカのコンテンポラリー・ブルース・バンド、クリデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルだった。ブライアンは彼らのヒット曲<Proud Mary>に夢中で、その頃は家中にこの曲が響き渡っていた。精神的にストーンズから解放され、肉体的にも回復して、アンナ・ウォーリンと、新しく買った2匹のスパニエル犬に寄り添われたブライアンは、音楽と共に再び浮上する力を間違いなく取り戻していたのだ。6月の終わり頃のブライアンは、復活に向かって奮起しているように見えた。ストーンズを脱退した時点で、ブライアンはドラッグと縁を切っていた。ドラッグは破壊的なものなんだ、と周囲のみんなにいって。警察がまた自分のところを捜索するといけないからと、家の中にドラッグを持ち込まれることには偏執的になっていた。そして、農場を訪れる客たちには「きれいな身体で」来るように、と念を押すのだった。

ね、ね? ビルも書いてます。特にここ↓注目。

ストーンズを脱退した時点で、ブライアンはドラッグと縁を切っていた。ドラッグは破壊的なものなんだ、と周囲のみんなにいって。警察がまた自分のところを捜索するといけないからと、家の中にドラッグを持ち込まれることには偏執的になっていた。そして、農場を訪れる客たちには「きれいな身体で」来るように、と念を押すのだった。

なんですよ。

もちろん、持ち込む人はいたかもしれないです。

でも、疲れ果てて健康を取り戻すためにコッチフォードの屋敷でゆったりと過ごそうと思っていた、そこでドラッグパーティーの毎日を過ごすでしょうか?

持病があったブライアンは、たくさんの薬を服用していたと思いますが。

私が、ブライアンについてのブログを書き始めたのは、「ドラッグとアルコールと女に溺れて自滅した、クレイジーなヤツ」っていうブライアンのイメージが、すごく誤解されている気がして、その誤解をときたい想いでした。

和やかな気分でプーさん展の話をしていたのに、「プーさんの屋敷でドラッグやってたの?」なんて批判的な言葉が出てきたら、ピキピキきますよ。

「いや、ミュージシャンたるもの、ドラッグやってるなんてたいしたことないでしょ、むしろカッコいいじゃない」

⇒そんなん、すっこしもカッコよくないわい!!

私こそ、何もわかっていなくて、誤解しているのかもしれないけれど、でも「ブライアンの苦悩を知らないのに、決めつけないで下さい。そんな簡単なもんじゃないと思うんで」と言いたくなりました。

別にブライアンを100%擁護するつもりはないですけれど。

グッズも販売していましたが、買ってきたのは

ふ~、ふぅぅぅぅ~、ちょっと熱くなってしまいました。

ところで、会場ではプーさんグッズがたくさん販売されていました。

「見たら欲しくなっちゃうんだろうな」

と思っていたのですが、買ったのは、今更ながらプーさんの原作本。

読んだことはあっても、持っていなかったんです。

やっぱり、手元に置いてゆったりとページを繰りながら、心豊かな時間を過ごしたいです。

プーさん展は東京では4月14日までやってます。

大阪は、2019年4月27日(土) 〜 2019年6月30日(日)。

もう一度くらい、行きたいな。行っちゃうかも!

クマのプーさん展:公式サイト⇒ https://wp2019.jp/

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