Brian’s 77th Birthday☆

今日はブライアン・ジョーンズの77回目のお誕生日です。

おめでとう、ブライアン!!

と、本題に入る前に、自分の宣伝してもいいですか?
(ごめんね、ブライアン。いいよね^^?)

私はこのブログ以外にも、複数のブログを運営しているのですが、この2週間はnoteで連日更新をしていました。

2週間の記事一覧です。
気になるタイトルがあったら、読んでいただけたら嬉しいです!
https://note.mu/mari_999/m/m5817acb8c5cf

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ブライアン・ジョーンズと両親の関係

上記の14記事の中で、アクセス数1位がコチラの記事。

学校に通うことや、学ぶことについて書いた記事です。

そんなこんなで、ブライアンが学校を辞めたこともあってか、複雑になってしまったブライアンと両親の関係について、考えてみました。

ブライアンには3歳年下の妹、バーバラがいます。

ブライアン・ジョーンズと妹のバーバラ

そして1歳下にも妹がいました。パメラといいます。

パメラはブライアンが3歳の頃、病気(白血病)で亡くなりました。

中流階級の一般的な家庭

父親のルイスは、生粋のウェールズ(イギリス南西部に位置する地域・ケルト文化などで知られる)人。

航空工学のエンジニアで、チェルトナムで最大の会社・ダウディ社(のちにロールスロイス社に買収)に勤めていたといいます。

母親のルイザ・ベアトリスはピアノの先生。

父親のルイスもピアノを弾くことができ、日曜日には教会でオルガンを弾いていたそうです。

ブライアンも幼いころから、ピアノを習っていました。

ブライアンが育った環境は、穏やかで音楽にあふれていたんですね。

幼いパメラの死があったことは、一家に影を落としたとはいえ、ブライアンが生まれた家庭は豊かで真面目な両親に守られた一般的な中流階級の家庭だったように思えます。

甘やかされて育ったお坊ちゃまが問題を起こす

ブライアンは14歳のガールフレンドとの間に子供を作り、学校を退学することになります。

お堅いチェルトナムの町では、許されないことだったのです。

ブライアンとガールフレンドのヴァレリー

学校を辞めたブライアンは旅に出たり(たぶん親のお金で)、職を転々としたりした後、音楽の道を突き進むことになります。

そして両親が、自分が起こした問題で暮らす町で白い目で見られてしまっていることを知り、取り乱して実家に連絡をしたというエピソードがあります。

両親に対して罪悪感を抱き、両親に安心してもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちが強くなったのではないかと考えられます。

両親に認められたい気持ちで自分を見失う

ロック・スターとして成功しても、両親には喜んでもらえない、

両親に気に入ってもらえそうな妊娠したガールフレンド、リンダ・ローレンスを連れて行ってもいい反応は返ってこない。

ドラッグで逮捕されたときも、ストーンズをクビになったときも、ブライアンは両親に「心配しないで」と連絡を入れたといいます。

初めてアメリカにツアーで行ったときにも、手紙を書いていましたよね。ビルの「ストーン・アローン」より。

「お父さんお母さん、アメリカは今まで見たうちで一番すごいところです。ぼくらは、アトランタ(原文のまま)、ニューヨーク、シカゴに行ってきました。ファンタスティックな時間を過ごしています。お父さん、お母さんも来たければ、航空券を送ります。本当にすごいです。もっと早く書けばよかった。愛をこめて、ブライアン」

ガールフレンドのリンダ・ローレンスには、毎日のように手紙を送っていたようですが。

ブライアンは両親に気をつかい、安心してもらおう認めてもらおうと一心になっていたのかもしれませんが、両親はそれなりにブライアンを愛していたのではないでしょうか。

型破りで、期待通りには育たなかった息子だったかもしれませんが。

ストーンズの演奏を聴きに来て楽屋にいた父親の言葉。ビルの「ストーン・アローン」より。

「息子からローリング・ストーンズをやるって聞かされても、そのアイディアに慣れるのに時間がかかったよ。ブライアンにはケンブリッジ大学に行ってもらいたかったんだ。でも、今では息子が音楽に執着したことを自慢に思っている。ストーンズはファンタスティックだ。彼らの音楽の才能は見事だ」

母親との関係においては、あまり愛されている感覚を受け取れていなかったのかもしれません。

でも幼い我が子(パメラ)を亡くしたり、息子が問題を起こしてしまったりしたら、両親、特に母親の心は不安定になってしまっていたとは、考えられないでしょうか……。

ブライアンの葬儀にて

ブライアンの葬儀での両親。(後ろにいるのは、トム・キーロックですね)

こんなふうに悲しませること、一番、したくなかったはず;;

ブライアンのガールフレンドだった、アニタ・パレンバーグの証言。

でもその頃にはアシッドは卒業してたから、アルコールと鎮静剤を飲むぐらいで、ヘビー・ドラッグには手をつけなかったわ。

~中略~
ブライアンはヘロインどころか煙草も吸わなかった。

健康を取り戻そうとしていたのに。。。

と思うと、やるせない気持ちになります。

はっ、お誕生日なのに、沈んだ気持ちに!

テンション、アップ!

ブライアンがカッコいい映像を観ましょう、聴きましょう。

すごく勢いある! ブライアンも叫んでるし!

ブライアン、お誕生日、おめでとーう!!

The Rolling Stones – I Just Wanna Make Love To You (1964)