「No Expectations」のスライドギターは?

「No Expectations」のスライドギターは、ブライアンのストーンズにおける最後の貢献、と言われている。

しかし一方で、ブライアンが弾いているのではなく、ライ・クーダーが弾いているという説もある。

R&Rサーカスでは、確かにブライアンが弾いているのですが、果たして、アルバムの「No Expectations」のスライドギターは、ブライアンなのでしょうか?

疑問に思っていたところ、先日入手したオリンピックスタジオでのレコーディングCDの中に「No Expectations」が入っていた。

これはアルバムに収録されているテイクとは(似ているけど)違う。

演奏が始まる前に、演奏メンバーたちの話し声が入っていて曲が始まり、フェイドアウトしていく。

演奏前の話し声は、大体こんな感じ。↓
(日本語にすると)”えへへへへ”っていうような笑い声。
もう一人の笑い声。
メンバーたちに話しかける声。
OK? うん、 いくよ? みたいな声。
いいよ、と答える声。

――そして曲が始まる。

音の聞こえ方から考えて、最初の笑い声の人が、スライドギターの演奏者。

それに答えるように、次に聞こえる笑い声が、出だしのギターの演奏者。(キースでしょう)

メンバーたちに話しかけているのは、ミックのようです。

OK? と言っているのが、たぶんキースで、その次にメンバーに確認するような声をかけているのが、たぶんミック。

いいよ、と答える声は遠くから聞こえる。

たぶんスライドギターの演奏者が鼻をすする音が聞こえる。

問題は、最初に聞こえる笑い声の主(スライドギターの演奏者)がブライアンかどうかということ。

このレコーディング当時、1968年(2月~7月)というのは、2度目の逮捕がある前後で、ブライアンはボロボロだったはず。

メンバーともうまくいっていず、特にキースとはアニタのことがあってからギクシャクしていた。

果たして、キースと笑いあえるような心境だっただろうか。

キースと、ということではなくても、ストーンズとのメンバーとのレコーディングの時に笑えるような状態だっただろうか。

でもブライアンはアニタのことがあってから、しばらくはキースと口をきかなかったらしいけれど、その後はお互いにどうにかうまくやっていこうと努力していた、という話もある。
声から、判断してみる。

よくブライアンは、”しわがれ声”と書かれているのを読むけれど、私は、ブライアンの声は”鼻にかかったような声”、というイメージがある。

インタビュー時の声や、「hear it」のカウントの声などから、そんな印象を受けている。

ブライアンの笑い声って聞いたことないからなあ~、とは思ったのですが、でも(あくまでも)私が聞く限り、最初の笑い声はブライアンのような気がする。

そして何より、スライドギターの音。

私は多くのブライアンフリークの方々のようには、ブライアンの音を聞き分けることは出来ないのですが、なんとなくブライアンの音にはいつも心を躍らせられる。

このCDにおけるスライドギターは、わくわくさせられる音なんですよ、これが。

R&Rサーカスの時のスライドギターより、もっとノッている感じです。

アルバムやR&Rサーカスでは伸ばしている音の部分で、ジャン、ジャン、ジャン、ジャーン(ベートーベンの”運命”ではない;)って弦を何度か弾いていたり。

アルバムに収録されているのは、ノッているというよりキレイな演奏ですよね。

R&Rサーカスの時のステージは、ブライアンは辛そうで、とてもノッている、とはいえない様子だったし。

演奏時の心境などによって、多少の音の調子の違いはあるかもしれないけれど、「No Expectations」のスライドギターはブライアンだと思っていいのではないでしょうか。

笑い声が入っているCDのレコーディング時には、気分がよかったのでしょう。

笑ってるくらいだし、なんとなく伝わってくるスタジオ内の雰囲気もいい感じだし。

ただこの頃、ライ・クーダーも、このスタジオでセッションに参加していたとジャケットにも記載されていて(「No Expectations」のスライドギターが彼だとは書かれていない)、この演奏にも参加していたとしても不思議ではない。

ライ・クーダーの話し声(笑い声)を聞いたことがないので、このCDの笑い声は絶対ブライアンだ!とは言い切れない微妙なところもあるわけですが;

まあ、他のメンバーも「ブライアンが弾いている」と発言しているのだから、ここは信じたいと思います。

このアルバムには「Dear Doctor」も入っていて、曲の前のカウント、最初はブライアンかと思いましたが、キースっぽい、かも。

ハーモニカはブライアンだと思いますが、これもノッている雰囲気です。

あ、そういえば、24日に60年代のアルバム22枚が新装発売になったんですよね。

まだ持っていないアルバムを買おうっと♪

既に持っているCDとダブらないように、チェックしなくっちゃ。

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コメント

  1. P より:

    映画「クロスファイアー・ハリケーン 」でもメンバーのリアルな証言がありますよね。
    コレはブライアンと信じたいですね。

  2. るか。 より:

    Pさん、
    コメントありがとうございます。
    そうですね、
    ブライアンではないのではないか、
    という噂があるのを知っていての
    メンバーのコメントだった気がしました。
    ブライアンの演奏なのでしょう、きっと。