人との距離の取り方

人間って順調な時ばかりではないし、
うまくいかなくて、ネガティブになってしまうこともあるし、
そういう時、一人では抱えきれなくて、
誰かに話を聞いてほしいって思ってしまうこと、あると思う。

打ち明ける相手は誰でもいいわけではなくて、
信頼できる人。

この人なら、自分のマイナスな部分も受け止めてくれるのではないか、
と思える人。

でも現代人は忙しすぎて、
表面的な明るい部分だけを共有し、笑い合っているだけで精いっぱい、
悩みなんて打ち明けられたって重くて迷惑、
って思われてしまう。

でも、そんな関係しか持てないのではさびしいよね、
って話を以前、知り合いとした。

ただ、やっぱりネガティブなことを受け止めるのにはエネルギーがいるし、
喜ばれる話題ではないと思うけれど、
そういう感情も話し合える人がいるっていうのは大切だと思う、
という話を更にした。

私がネガティブな感情を受け止める側になったことはあったかな、
と考えて、あることを思い出した。

その頃、よく会っていた友達、仮にAちゃんとします。

Aちゃんは感情の起伏が激しい人だった。

理解できないところもあったけれど、
「いいところもあるしね」
と思って付き合っていた。

Aちゃんは、相手の状況を考えることが出来ない人だった。

例えば、仕事から帰って、さあ、夕飯にしよう、
っていう時に電話がかかってくる。

こちらの都合も聞かず、
「聞いてよ聞いてよ」
から始まり、ノンストップで話し始める。

話の切れ目に、
「ごめん、私、今帰ってきたばかりでこれから夕飯なの。また後でかけなおすよ」
というと、不機嫌になる。

休日、外で他の人と会っている時にも同じ調子で電話がかかってくる。

話の切れ目に、
「ごめん、今、外にいて人と会ってるから。帰ったらかけなおすよ」
というと不機嫌そうに電話が切れ、
またすぐにかかってくる。

「私の話と、自分の用事とどっちが大切なの!?」
と感情をぶつけてくる。

内心うんざりして、
おまえの自分勝手な話を聞くのなんて大切じゃねーよ
と思ってしまう。

ある時は、夜も眠れないほど悩んでいて、会って話を聞いてほしいという。

私は疲れていて早く帰りたかったけれど、
そんなに辛いのなら、と会社帰りに待ち合わせをした。

ところが待ち合わせ時間にAちゃんは現れない。

もう帰ろうかな、
と思った頃に現れて、
「ごめん、一旦うちに帰って、寝ちゃった」

はあ? 眠れないって言ってなかった??

それでもその後、喫茶店でAちゃんの話を聞き、
大分落ち着いたようで、よかったと思いながら、夜も遅くなったので、
じゃあね、
と笑って別れて電車に乗ったら、彼女からの電話の嵐。

「もしもし!? もしもし!?」
留守電に切り替わると彼女の悲鳴のような声。

「なんで出ないの!? どうして出ないのよーーーーー!!」

……もう、こっちの頭がおかしくなりそうだった。

Aちゃんの言い分はこうだった。

「友達でしょ!? 友達なら話を聞いてくれて当たり前でしょ!?」

そんな自分勝手なの、友達じゃないよ、って思った。

友達であっても、
「ごめんね、話聞いてくれてありがとう」
って気持ちが大切なんだって思った。話を聞くのは、友達だから当たり前ではない。

それでも私は彼女を受け入れていた。

人間って、いい時ばかりじゃない、ネガティブになってしまうことってあるよね、誰かに受け止めて欲しい時ってあるよね、お互い様だよね、
って思っていたから。

でもその後、彼女との会話の中の一言で、私はもう許せないと思ってしまった。

もうこの人との友達関係はおしまいだって。

その時も、彼女は電話で自分の近況を語っていた。

嬉しいことがあったということで、そこまで詳細に話してくれなくても、っていうほど、彼女は浮かれて話し続けていた。

そして、せせら笑うように言ったのだ。
「私ばっかりうまくいっちゃって、こんな話聞きたくないのかもしれないけどね~」

はあ!?
って思った。

確かに私はその頃、あまり状況が良くなかったのかもしれない。

だけど、人のうまくいっている話を妬むような状況でも心境でもなかった。

なのに、彼女の、この人を見下したような言い方は?

反対に私が穏やかに過ごしている時、彼女のネガティブな話を聞かされることもあった。

私は自分の穏やかな日々を彼女に話さなかった。
何故なら、それは彼女を余計追いつめてしまうかもしれないと思ったから。

そういう私の気持ちを全く理解してくれてもいない、この彼女の言葉は一体なに?

そのまま友達付き合いを一切絶つこともできたけれど、
彼女が上機嫌なその頃ならば言えると思って、私は自分の気持ちを話した。

なにを話したのか覚えていない。
決して話して楽しい気持ちにもならなかったのは覚えている。

彼女は電話の向こうで、やっぱりせせら笑うように言った。
「言いたいことはそれだけ?」
「うん、そうだね」

それで私と彼女の友達付き合いは終わった。

私が最終的に切れたこの一言がなかったら、
もしくは、
「ごめんね、話を聞いてくれてありがとう」
って言葉があったなら、
まだ友達付き合いは続いていたかもしれない。

この記事のカテゴリをブライアンにしたのは、
ブライアンも快楽主義者でありながらネガティブな部分があり、
周りの信頼できると思える人たちに自分の感情を話していたのではないか、と思ったからだ。

親しいとはいっても、
「重たい話は聞きたくないよ」
って突っぱねられる場合もあったでしょう。

受け止めようとは思っても、重すぎて、受け止めきれないよ!
って思われてしまうこともあったでしょう。

でもブライアンは、
友達なんだから、話を聞いてくれて当たり前、
だとか、
感謝の気持ちもない、
なんてことはなかったと思う。

ちゃんと感謝して、
自分が迷惑をかけてしまっているのであろう人たちに申し訳ない、って思っていたと思う。

ブライアンもまた、私のように、
迷惑をかけてしまっているのはわかっていて罪悪感もあるし、感謝もある、
だけど自分の気持ちを自分一人では抱えきれないんだよ、
って思ってしまうことがあったのではないかと。

だけど、それでも、
人は誰かのネガティブな感情を受け止めるのは辛いしきついし、
なるべく受け止める役にはなりたくない、
と思ってしまうものなのでしょう。

ブライアンと私のような性格のタイプには、
ネガティブなのは重たいよ!
と拒否されてしまう希薄な関係、人との距離の取り方はさびしいなと思ってしまうけれど、
それが現実なんだよ、
っていうことを悟らなくてはいけないんだなって思う。

ブライアンと私を同じような性格のタイプとひとくくりにしてしまうのもどうでしょう、
って自分でも思いつつ^^;

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コメント

  1. ちえ より:

    あ゛~ご愁傷様でした[E:#xEAD9]相手の都合お構いなしな人はいます←とりあえず会う約束をするとか、メールでかいつまんでグチるとかっていう選択が出来ない人←しまいには恨みごとか[E:sweat01][E:sweat01][E:sweat01]。喜怒哀楽激し過ぎですな(^_^;)振り回す人種の典型パターンかも。   
    友達っていっておきながら、悪口言われてたりするから[E:sweat02]ヤバいです。←その人、上っ面の友人(???)しかいないのかも…

  2. るか。 より:

    ちえさん
    あ~、
    「これは、たちの悪いタイプね」
    って、そういうの、少しずつ学んでわかるようになりました^^;
    「トモダチ」っていい言葉だけど、ある意味怖かったりも。。

  3. ちえ より:

    最近…トビーさんのブログにハマってて~オチャメなのよ[E:#xEB7F]←癒やされるかも[E:good]

  4. るか。 より:

    ちえさん
    ふふふ^^
    からんであげてみてください(笑)