まずは訃報から。
このブログでも何度も名前が出てきた、ストーンズのマネージャーもつとめたアラン・クラインが亡くなったそうです。
享年77。
ストーンズとの間にはいろいろありましたが、ご冥福をお祈りします。
いきなり話題変わって、
「ロバート・ジョンソン クロスロード伝説」(トム・グレイヴス著、白夜書房)を読みました。
ロバート・ジョンソンは1911年6月8日(あるいはその前後)に生まれ、1938年8月16日に27歳で亡くなりました。
(謎の死とされているようですが、毒殺された説が強いみたいです)
ストーンズがカバーした曲ではアルバム「Let it bleed」に収録されている「Love In Vain」が有名。
このブログでも、以前、ロバート・ジョンソンの名前が出ました。
「ブライアンとキース・リチャーズ part2」より。
キースはブライアンに、チャック・ベリーやジミー・リードの音楽を教え、ブライアンはキースにロバート・ジョンソンを教えた。
今回読んだ本の中に、ブライアンの名前が出てきます。いい感じで出てきているわけではないのですが、紹介しておきます。
(ロバート・)ジョンソンは、いわゆる27クラブの創立メンバーだった。ロバート・ジョンソン、ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、ジム・モリソン、カート・コバーン――彼らはいずれも27歳で死を迎えたのだ。
そして最後の偶然の一致は? ジョンソンは8月16日、すなわちエルヴィス・プレスリーと同じ日に亡くなったのである。
「ブライアン没後40年の会」、参加頂いた皆々様、お疲れ様でした。
ブライアンもきっと喜んでくれていますよね^^
素敵なプレゼントも頂き、感謝感謝です。
さて、参加者にプレゼントした私が作成した”ブライアンゆかりの曲たち”CDですが、曲名は下記の通りです。
なにしろ、曲をコピーしてCDを作ったのが初めてなので、ちゃんと聴けるようにできたかどうか不安いっぱいなのですが。
「ブライアンゆかりの曲たち」
1. Back Street Girl
2. Continental Drift
3. Have You Got Problems?
4.Hear It
5. I’m Not Saying
6. Love Me Baby
7. Mona
8. Over Painted Smiles
9. Proud Mary
10. Ruby Tuesday
11. Walking The Dog
12. Yellow Submarine
13. You Know My Name
14. I Can’t Be Satisfied
え~、簡単に、どこがどう”ゆかりの曲”なのか説明いたしますと、
1. Back Street Girl
ブライアンのアコーディオンが素晴らしい、ストーンズの曲です。
私はこの曲を聴きながら、電車の中でアコーディオンの間奏の音色で涙ぐみました。
なんなの、この音~、なんて優しい音を奏でる人なんだろう!って。
2. Continental Drift
ブライアン没後20年の1989年に、ストーンズのメンバーがジャジューカ村を訪れ、ジャジューカとのコラボを実現しました。
ミックは「ブライアンを意識したわけではない」と言っていますが、キースは「ブライアン没後20年を意識して作った」と発言しています。
ブライアンはジャジューカの音楽を編集する際に、
「この音をストーンズの音楽に活かしたい」
と語っていたそうなので、この曲によって、ブライアンがやろうとしていた音楽が実現したことになるともいえると思います。
ブライアンが関わっていたら、もっと違う感じになっていたかも?
でもすごくカッコいい作品です。
3. Have You Got Problems?
ポール・マッカートニーの弟マイク・マクギアの曲。
ブライアンはサックスで参加しているようです。
「ブライアンのサックス」で書きましたが、大胆なサックスのソロが魅力的です。
4.Hear It
ブライアンとキースが作ったという、幻の名曲です。
本当はカウント入りのバージョンを入れたかったのですが。
5. I’m Not Saying
nicoのデビュー曲です。プロデューサーはアンドリュー・オールダム。
nicoと付き合いがあったブライアンが「アンドリューに任せておけば、間違いない」と紹介したらしいです。
ブライアンとアンドリューは仲が悪かったとされていますが、嫌いな人を”有能なプロデューサー”として紹介するでしょうか?
この曲でブライアンはギターを弾いています。優しくて、弾むように楽しくて、あったかいギターの音がブライアンっぽくて、わくわくします。
6. Love Me Baby
ピーター&ゴードンの曲です。
ブライアンはハーモニカ。
この演奏、素晴らしすぎる。
7. Mona
ボ・ディドリーの曲のカバー。
以前、書いたことです。↓
『ブライアンは楽屋でボ・ディドリーの『モナ』を死者をも生き返らせるほどエネルギッシュに演奏してみせた。
ボ・ディドリーは言う。
「イギリスではじめて契約した仕事だった。俺とブライアンとキースは、ジョッキ仲間になった。つまり同じジョッキで回し飲みする仲間ってことさ。みんないいやつで、兄弟みたいだったね」』
8. Over Painted Smiles
ジミ・ヘンドリクスがギター、ブライアンがシタール、「リトル・ワン」という曲名でも知られています。
ボーカルはノエル・レディングだという説が濃厚?
またリズム・ギターでジョン・レノンが参加していたかもしれないとのこと。
参加したすべてのミュージシャンが亡くなっているというのが……、なんとも言えません。
9. Proud Mary
CCRの曲。
ビルの著書によると、ストーンズ脱退後、ブライアンはCCRを新しいバンドのモデルとして考えていたという。
コッチフォードの屋敷には、この曲が繰り返し繰り返し流れていたそうです。
10. Ruby Tuesday
ボーカル無しのバージョン。
11. Walking The Dog
ブライアンがコーラスをしている、ストーンズ版。
口笛もブライアン。
ノリまくっているブライアンの様子が伝わってきます。
12. Yellow Submarine
ブライアンが参加したビートルズの曲。
13. You Know My Name
同じくブライアンが参加したビートルズの曲。ラストのサックスソロがブライアン。
「Yellow Submarine」と、この曲のことについては、以前「ブライアンとビートルズ」にも書いてます。
14. I Can’t Be Satisfied
ブライアンのギタープレイが素晴らしい。
その他、もっと入れたい曲はあったのですが、一枚のCDには入りきらず、ここまでしぼりました。
さて、ここで問題です。
私が入れたかったのに入れられなかった曲とはなんでしょうか?
とか言いながら、私自身の記憶もおぼろげなのですが^^;
コメント
Child Of The Moon
Ruca'S CD今度下さい(コラ!)
TOBYさん、ども。^^
うわぁぁぁ~
怒られた~( ;><)ノノ(違・・)
多めに作ったはずのCDが見つからず、
唯一あるCDのコピーの仕方がイマイチなんですが、
今度、持っていきます~[E:dash]