「ジンバブエへの旅(出発まで)」の続きです。
持込の荷物チェックがかなり厳しいということで、たいした量の荷物はなかったけれど、ボストンバッグの方は預けることに。
2回も乗り継ぎがあるので心配でしたが、目的地までそのまま運んでもらうことにした。
羽田空港の全日空カウンターで、まずは香港までのチケットをもらう。
香港からは南アフリカ航空なので、そこからのチケットは香港で受け取ってくださいと言われた。
わからなかったら、降りたところにスタッフがいるので聞いてくださいと。
羽田を発って、無事に香港着。
実は次のフライト(香港→ヨハネスブルグ)まで、約11時間あった。
南アフリカ航空のカウンターを探したけれど、見つからなかったので、早速スタッフに聞いた。
私が探したのと同じあたりを指して、「あの奥の方だと思います」と教えてくれたので、お礼を言って探したけれど見つからず。
近くにいた警備員さんに聞いてみると、インフォメーションまで連れて行ってくれて、
インフォメーションの女性の説明では、フライトまで時間があるので、まだカウンターが出ていないのだという。
お礼を言って、時間が近づくまで待つことにした。
今回の乗り継ぎで、唯一長時間待ちになってしまった、この香港での約11時間。
どうやって時間をつぶそうかと思っていたけれど、香港空港は広いので、アチコチ歩いてみたり、ベンチに座って本を読んでいると睡魔に襲われてウトウトしてみたり、書き物をしているうちに、時間が経ってしまった。
今回の旅、どこでも日本人っぽい人たちを見つけると、ほとんど中国人の方たちだった。
「日本人かな?」
と思うと、中国語で大きな声で話し出す。
何故、あんなに大声で話すのだろう。
搭乗の2時間前くらいでいいと言われたけれど、早めに南アフリカ航空のカウンターに向かう。
今度はちゃんとカウンターがあった。
そこで、香港→ヨハネスブルグ(南アフリカ)、ヨハネスブルグ→ハラレ(ジンバブエ)のチケット2枚を受け取る。
香港→ヨハネスブルグが今回の中では一番長い移動で、15時間前後、機中だった。
でも飛行機は空いていて、一人で数人分の座席を使っても(つまり横になって眠っていても)OKな状態だったのでラッキー♪と思った。
今までの移動中もウトウトしていたのに、この移動中も眠れた。
私はホント、よく眠ると我ながら思う。
ヨハネスブルグ空港に到着。
初のアフリカ大陸上陸だ~♪
と、ハシャぐ心のゆとりもない。
だって世界一危険と言われている都市。
空港内は近代的で安全とはいえ、気は抜けない。
スキを見せるべからず。
そしてヨハネスブルグ→ハラレ(ジンバブエ)へ。
入国審査時にビザ代として30ドルを支払い、預けた荷物が無事に届いていることに安心した。
空港外に出て、タクシーでホテル(予約しておいたホリデーイン)まで。
旅行者はタクシーでボラれることが多いと聞いていたのですが、
運転手のお兄さんは気さくで、いろいろ話しかけてきて、悪い人じゃなさそうだった。
メーターもちゃんと動いていたし。
結局、ホテルまで28ドル弱だった。
後から考えると、最初に乗ったのがこのタクシーで運が良かった。
日本は冬ですが、アフリカは夏。
日本の夏みたいな蒸し暑さはまるでなくて、さわやかな夏でしたが。
ちなみにジンバブエは今、雨季らしいのですが、行っている間は雨に降られずに済んだ。
出発前に、
「アフリカに何を見に行くんですか?」
と聞かれ、特に観光名所に行こうと思っていたわけではない私は、
「う~ん、空です」
とこたえた。
数か月前、出雲大社に行ったとき、出雲の空の大きさ、雲に感激した私でしたが、あの空は序章に過ぎなかった、と思った。
アフリカの空、雲、すごい!
さて、ホテルにチェックインだ~!
「ジンバブエへの旅(ホテルにて)」に続く。