ミック or キース?

妄想ブログにようこそ^^

ブライアンのこと、ストーンズのことだって知ってから間もない私が書いているブログですもん、妄想が交じるのは仕方がないのです。

と、いきなり開き直ってすみません……、と謝りながらも、今回は(も)妄想を炸裂させてみようと思います。

以前、ブライアンとミックのことを書いて、今はキースとのことを書いている途中ですが、こうして書いてくると、ミックとキースは全然違うということがあらためて感じられます。

書いていて面白いのは、断然ミックです。

「この人は一体なんなんだろう?」
と、すごくわかりにくいので、謎解きをしているような気持ちになるのです。

その反対に、キースはそんなに難しい性格をしていないので、ラクといったらラク、あまり考えなくてもいいので入り込んでないといったら、それほど入り込んでないです。

さて、今回の妄想はここからです。

正反対に思えるミックとキース。

もし、同年代で、ミックとキースに近い環境にいたら、彼らのどちらと友達になりたいでしょう?

もしくは、友達になれるでしょう?

もちろん現実では、「友達になる」「親しくなる」なんて不可能なので、これは妄想のお話になるわけです。
(いえ、不可能なことなんてない!と考えるのが前向きというものでしょうか)

考えていたら、二人と接していたブライアン目線にもなれる気がしたので、ブライアンから見たミックとキース、という感じでも妄想を膨らませてみます。

ブライアンはバンドを結成するに当たって、自分でメンバーを選んだのですから、本当はミックともキースとも仲良くしたかったのだと思います。

というか、楽しくやっていけそうだと思ったから、彼らを選んだのでしょう。

キースは人見知りなところもあるようですが、周りの人間に対してそれほど構えずに受け入れるタイプのように思います。

ミックは、ある意味、ブライアンと似ていると思います。

他人に対して、とても用心深いところ。

信用している人以外には、決して心を開かないところ。

この点では、むしろブライアンよりもミックの方が、より用心深いような気がします。

では、信用した人には完全に心を許すのか、というと、ブライアンは心を開いてくれそうな気がします。

信頼している人には、無邪気になって、子供みたいに甘えたり。わがまま坊主になってみたり。

ミックの方は、それでも用心深く、信頼した相手の気持ちを更に試すようなことをしそうです。

わざと傷付けるようなことをして、「これでも俺のことが好きでいられる?」なんてことをしてしまうタイプのような。

ブライアンが愛情を試すために(気を引くために)、わざと問題を起こすような子供っぽいことをするのに対して、ミックはもっと大人の「愛情の試し方」をするのです。

それに見限った人に対しては、徹底的に冷たくなることもできるようです。ブライアンは人とのつながりを切るのが苦手のように思えますが。

ミックは完全に誰かに自分の正体を知られることを恐れているような気すらします。

他人に見せているのは、本当の彼というよりも、常に演出された「ミック・ジャガー」であり、でも彼自身、それをそれほど負担には感じていないようにも思えます。

根っからエンターテイメントな人なのでしょうね。

そんなふうに、中々人に心を許せないからミックだからこそ、許した相手に裏切られたと思っ

た時の怒りはものすごく大きいのです。

以前、ミックのブログで書いたことです。↓

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またミックは「ホンキー・トンク・ウィメン」のモデルとしてブリティッシュ・テレビジョンの「トップ・オブ・ザ・ポップス」の生放送中で見たマーシャ・ハント(精神科医の娘である黒人女性)を使うべきだと確信した。

いい返事をしないマーシャをなんとか説得しようと、ミックは深夜、マーシャのアパートを訪れた。

ミックはマーシャ・ハントにマリアンヌがドラッグに溺れていることや、流産のこと、ふたりの関係が悪化していることなどを打ち明けた。さらに、バンドを守るためにブライアン・ジョーンズを無理やりクビにしたことも話した。彼女にとってもっとも印象的だったのは、恥ずかしげもなく、彼が孤独だと告白したことだった。ふたりはお茶を飲みながら語り合い、そして翌朝七時まで愛し合った。

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ミックはこの頃、本当に辛かったのだと思います。

マリアンヌはドラッグに溺れて二人の仲は崩壊寸前だし、ブライアンをクビにしたことにだって良心の呵責を感じてもいたのでしょうし。

マーシャ・ハントになら心を許せると思って、本音を話した、そして彼女はきっと広い心でそれを受け止めてくれるものと信じていた。

そしてミックは彼女に「子供を作ろう」と持ちかけます。

これだってマーシャを信頼していたから、言い出したことだと思います。

当時のミックには、こんなふうに彼を受け止めてくれる人が必要だったのでしょう。

ところがその後、ビアンカとの出会いがあって、マーシャは一人で子供を産むことになります。

ミックは数回、マーシャと子供を訪ねますが、この時のミックの心境は、たぶんマーシャに対してビアンカのことを後ろめたく感じながらも、マーシャだったら、それすらも広い心で受け止めてくれるのではないか、などとビクビクしながらも、思っていたのではないでしょうか。

もちろんそんな勝手なことは許されるわけはなくて、マーシャはミックを責めます。

そこでミックは「信じて心の内まで話していたのに裏切られた!」とばかりにキレるわけです。

一旦心を許した人に裏切られた怒りは相当なもので、
「おまえなんか愛してねえよ。愛されてるなんてとぼけたことでも考えてたのかよ」
なんて、酷すぎる台詞をたたきつけ、その後、何年も認知もせず養育費すら払わず、マーシャを無視、また時には攻撃し続けるのです。

ふざけた話だと思いますが、ミックにしてみたら、マーシャを再び認めることは自分の崩壊にもつながるくらいの気持ちだったのではないでしょうか。

あとはこれも妄想ですが、ビアンカがカリス(マーシャ・ハントとの間の娘)を認めることを許さなかったのではないか、とも思います。

カリスと関わろうとミックが思い直したのは、ビアンカと別れて、ジェリー・ホールと付き合い始めてからですものね、確か。

ミックは、例え結婚しようが、表向き周りの人と友好的な関わりをしていようが、結局自分のエリアの中には誰も入れないような人のような気がします。

それくらい用心深くて、故に孤独。

ミックと関わっている人たちは、「この人の本音はなんだろう」って感じることがあるのではないでしょうか。

友好的に接していたかと思うと、いきなり他人行儀になったり、攻撃してきたり。

いい時には本当に「いい奴」だからこそ、わけがわからないというか。

その点、キースは裏表ないし、いきなり豹変したり、複雑でわけがわからなかったりするところがないので、安心していられそうです。

たぶんブライアンも、この二人をこんな感じでとらえていたのではないでしょうか。

二人のことはどちらとも好きだったから、一緒に活動を始めた。

でもミックは、なにを考えているのかわからないところがある。

味方みたいな顔してるけど、裏ではなにを言ってるのか、なにをしているのかわからない。

平気で裏切ったりもしそうだ。

いい奴だとは思うんだけど。

でも、キースは信用できる。

多少荒くれ者だけど、嘘がないし、表と裏の顔が違うなんてこともない。

味方の顔をしておいて、いきなり裏切るようなことは絶対にしない奴だ。

――(以前にも書きましたが)そんなふうに思っていたからこそ、キースがアニタを連れて

行ってしまったときには愕然としたのだと思います。

ミックは、キースと付き合い始めたアニタに付きまとっていたけれど、アニタは相手にしなかったという話がありますが(映画「パフォーマンス」の時には、かなり火遊びをしていたようですけど)、もしもアニタがミックの誘いにのっていたらどうなったのでしょうね?

アニタに捨てられた者同士ということで、ブライアンとキースの間には、また新たな友情が生まれていたでしょうか。

ミックには天邪鬼なところ、「ツンデレ」っぽいところがあると思います。

例えば、社交界のことなどいろいろ教えてもらった、上品で可愛いのに強いところもあるマリアンヌのことは、とっても好きだったと思うのですが、インタビューでは「あの女」呼ばわりしてたりします。(このインタビューについては、後日紹介できたらと思います)

そのくせ、マリアンヌが手術をした時には、関係者に聞きまくって連絡先を探し当て、何十年かぶりに電話をしてきたそうです。

なんのかんの言ったって「マリアンヌのことが好きなくせにー」と言いたくなります。

一方キースは、マリアンヌのDVDに登場して、手放しで彼女のことを誉めています。

本当、ストレートな人です。

マリアンヌがミックのことを次のように言っています。
「彼は、女が一度自分の言いなりになってしまうと、もうその女に興味がなくなってしまう」

しかし、決してマリアンヌはミックの言いなりにはならなかった。

マリアンヌと付き合っていた頃のミックは、野心と希望を持っていたけれど、別れてからの彼は現状に満足してしまったようだとも言っています。

彼はなにひとつ、夢を実現していない、と。

うーむ、どうなのでしょう。

ミックの夢ってなんなのでしょう?

これだけ長い間、現役で活躍していて、夢を実現していないのでしょうか。だとしたら虚しすぎます。

でも大きな成功と引き換えに、失ってきたものも多いのでしょうね。
諦めなければやってこれなかったというか。

1989年にブライアンの20周忌ということで、ストーンズはジャジューカのミュージシャンたちと曲を録音したわけですが、キースがそれを認めているのに対して、ミックは鳥居賀句さんのインタビューで、
「とりわけブライアンを意識して作った曲ではない」
と語ったそうです。

「そんなわけないでしょ、ブライアンのことを大いに意識しての録音でしょ? ブライアンのこと、好きだったくせにー」と言いたくなります。

まあ、たぶんミックっていう人は、これくらい複雑というか、面倒くさい人なのです。

唯一の友達?であるキースが、不思議に思うくらいらしいので。

いろいろ書いてきましたが、結論として――、
友達になるのだったら、キースのほうが断然いい!、です。

友情を大切にするだろうし、友達として頼りにしてもいいだろうし、安心していられそうです。

疑心暗鬼で疲れる友達づきあいなんてしたくないですものね。

先にも書きましたが、ブライアンも同じような気持ちで二人に接していたように思います。

基本的には、ミックともキースとも仲良くしたかったのだと。

ところが最初は楽しくやれると思っていたのに、ミックはわけがわからないし、キースとはアニタのことでギクシャクしてしまうし。

なんでこんなことになっちゃったんだ、と悩んでいたのかもしれません。

あ、そうだ。
「音楽とはあなたにとってなんですか?」
って、ミックとキース、それぞれに聞いたらなんて答えるでしょう?

そういうインタビュー、ありそうだけど、どこかにありますか? なんて答えていますか?

私は読んだことはありませんが、キースは、『なくてはならないもの、自分の一部』のようなことを答えるような気がします。

ミックはイメージ的には『仕事』とか答えそうですが、きっとそうは答えないのでしょうね。そこがミックの魅力になっているのだと思います。

最後に一枚の写真(ちょっとボケちゃってますが)↓

確執があった者同士が、こんな表情します?

嫌いな人と、こんなふうに笑いあったりしないでしょ。
ありえない、ありえない!
本当は仲良くしたかったくせにー。

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