2005年のストーンズ

ブライアンがいなくなってからのストーンズからも、ブライアンを感じられるらしいということを知ったので、最近のストーンズにも興味をもってみることにした。

2005年10月17日のマイアミのライブDVDを観た。

これを選んだのは、曲目の中に「Ruby Tuesday」があったから。

他にもブライアン期の曲が何曲かあったし。

ブライアンがいない「Ruby Tuesday」ってどうなの?って思っていたけれど、ミックが歌い始めた途端、涙がボワ~ッと出てきた。

ブライアンのリコーダーが聴こえてこないのに、曲の中に、確かにブライアンがいるって、思えた。

そして、ミックに、(歌詞が微妙に前後していたけど)
「この曲を歌ってくれて、ありがとう」
なんて感謝の気持ちがこみ上げてきた。

ミックは、「別にブライアンのために歌ってるわけじゃないよ」って思っているかもしれないけれど。
気分がいいので(笑)、「Ruby Tuesday」の対訳をご紹介しましょう。

彼女はどこから来たか 決して言わなかった
過去のことは過去
燦然と輝く太陽でも真暗な夜でも
誰も彼女の素性はわからない
彼女は行ったり来たりする
さよなら ルビー・チューズデイ
君の名前を呼ぶことが出来ない
君は日が経つにつれ変わる
それでも僕は君が居ないと淋しい

なんで彼女がそんなに自由が欲しいのか
聞かないでくれ
彼女が言うのは当たり前
彼女はありきたりの
可もなければ不可もない暮らしに 縛られたがらない
さよなら ルビー・チューズデイ
君の名前を呼ぶことが出来ない
君は日が経つにつれ変わる
それでも僕は君が居ないと淋しい

無駄な時間はないわ と彼女は僕に言った
夢が消えない間に その夢を実現させなくちゃ
死が間近いから 夢がなければ 気も狂う
人生は ままならない
さよなら ルビー・チューズデイ
君の名前を呼ぶことが出来ない
君は日が経つにつれ変わる
それでも僕は君が居ないと淋しい

君の名前を呼ぶことが出来ない
君は日が経つにつれ変わる
それでも僕は君が居ないと淋しい

この歌詞、ミックが関わっていないのだとしたら、キースが書いたのでしょうか??
……ブライアンでしょ?

それにしても、DVDを観ての感想――、60歳過ぎて、あのパワーはすごいです。

出来る限り長く、元気で、ストーンズを続けていって欲しいです。

話変わって、急遽ブライアンの追悼コンサートになってしまった1969年7月5日のハイド・パークのコンサートについて。

先日のブログで、ブライアンの死の前日、ファンクラブを運営していたシャーリー・アーノルドのところに電話があり、

ブライアン「土曜日のハイド・パークのコンサートには行こうと思ってるんだけど、俺が行ったら、みんなどう思うかな?」
シャーリー「それは素晴らしいわ。あなたが行って、ミック・テイラーを激励したらいいわ」
という会話があったと書きましたが、一方、サンチェスは著書の中で、ハイド・パークを控えたミックの様子をこのように書いています。

しかしジャガー(ミック)は、ファンに、彼らのブロンドのアイドルが冷たい仕打ちを受けているということを、気づかれるのではないかと、心配でしかたなかった。奴は、キースやチャーリーや、他のストーンズの関係者を説得すると、ブライアンにハイド・パークにきてくれるよう電話をかけさせた。もしかしたら、ゲストとしてストーンズと一緒に何曲かプレイしてくれるかもしれない――そうすれば、ファンに対して、ブライアンとの間に何のわだかまりもないことが証明される、と考えたのだ。
「奴は、一年に二十万ドルも俺たちからもらうことになるんじゃないか。別にそれくらいやってくれたって、死ぬわけじゃないだろう」ジャガーは文句を言った。しかし、自己中心的なミックの性格をよく知っていた者は不愉快になった。たった今、自分が痛めつけたばかりの相手をさらし者にするような奴のやり方には、我慢できなかったのだ。

ストーンズ関係者から電話があり、ハイド・パークに来てくれるように頼まれたから、ブライアンはコンサートに行こうと思ったのでしょうか。

自分から「行きたい!」と思ったわけじゃなくて、言われたから、考えて、悩んだ結果、「行こうかな」と思ったのでしょうか。

ブライアンって、常に多くの人に囲まれていたいところがあったと思うので、もしかしたらストーンズから追い出されたとはいえ、ストーンズとのつながりをスパッと切ってしまうのにはためらいがあって、「追い出しといて冗談じゃないよ!」って思う一方で葛藤があり、結局「ハイド・パークには行っておこうかな」って思ったのかもしれません。推測ですが。

一応ミックの弁護もしておきますが、ミックにはこの時期、ドラッグ事件、マリアンヌとの関係、アルバムの制作、ブライアンの脱退、映画の撮影などのプレッシャーがあり、かなりキツイ心理状態にあったということです。

「2005年のストーンズ」というタイトルとズレた内容になってしまいました。(汗)

※追記
ブライアンの心理状態をちょっと考えてみたのですが、もしかしたらブライアンはシャーリーに電話で、
「ハイド・パークに行こうかな」
と言った時に、本当は、
「行く必要ないわよ」
と言って欲しかったのかもしれません。

それは決してブライアンを拒絶する意味じゃなくて、ブライアンの心境を尊重する意味で。

当時の状況を考えてみると、ストーンズは新しいメンバーを迎えての明るい新たなる出発だったわけですが、ブライアンはストーンズから切られただけで、まだなにも始まってなかったわけです。

別にストーンズと縁を切るべきっていうのではなく、この段階でブライアンがストーンズのコンサートに行くのは、ブライアンの気持ちとしては辛いものだったのではないでしょうか。

ある程度、自分の今後が固まってからなら、話は別ですが。

それでも、
「行っておくべきかなあ」
と迷っていたブライアンは、シャーリーに相談してみた。

本音は、
「今回は行くことないわよ」
と言って欲しかったのでは……、
なんて、深読みしすぎでしょうか。

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