先日のブログは自分としてはかなり長文になってしまったと思っていて、力尽きたような感じだったのですが(まわりくどい文章;)、また、ちょっと思いついてしまったことがあります。
トニー・サンチェスが書いた本の中で、キースがこんなふうに言っています。
「実はな、今俺のところで働いてる奴は、とんでもない野郎なんだ。俺の目を盗んじゃ、何かかっぱらうし、俺たちがパクられた例のパーティーにしても、『ニューズ・オブ・ザ・ワールド』にたれ込んだのも奴に違いないと睨んでるんだ。でも奴は身体もでかいし、役に立つ男だから、ブライアンの面倒をみるように都合をつけたんだ」
キースが言っているのは、フランクのことです。
この本は「70%くらいの信憑性」とどこかで読んだので、どこまで信じられるのかわかりませんが、このキースの言葉を信じるなら、フランクってこういう人だったのです。
自分の雇い主を警察に売るような人。
正義感が強かったのか? いえ、正義感が強いのなら、”かっぱらい”はしませんよね。
こういうのを読むと、やはり、映画の中のフランクのキャラクターは、真実と違うように思えます。
でも、本当にキースがフランクのこういう人間性を知っていたなら、フランクとプールにいたはずのブライアンが謎の死をとげたと聞いて、なにか思い当たってもいいと思うのですが。
なにが本当で、なにが嘘なのでしょう?
ブライアンの死後、同じ27歳でドラッグによる(と言われている)死が続きました。(ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン)
60年代のツケがきたのでしょうか。
それとも……、と考え始めると、いろいろな仮定が頭に浮かんでしまいます。
さて、気分をかえまして。
前に行ったと書いたギミーシェルターでの「ローリングストーンズ研究会」で語られていた、ブライアンがハーモニカを演奏している曲。
実は、”P”で始まるということしかアーティスト名が聞き取れなかったのでブログには書かなかったのですが、その後、ギミーシェルターのブログと、ストーンズ特集本から、ピーター&ゴードンの「Love Me, Baby」という曲であることが判明。
中古を探して聴いてみたところ、すっごくイイ感じです!
正に名演という感じ♪
聴いたことがないブライアンファンのかたには、ぜひ聴いてみて頂きたいな~なんて、オススメです!
あまり関係ないですが、今のBGMはニッキー・ホプキンズです。
ん~、いい気持ちになれますね~♪