続 ブライアンゆかりの曲たち:歌詞の対訳について

ブライアン・ジョーンズがアルト・サックスを演奏しているビートルズの「You Know My Name」が入っているアルバムを購入したら、「The Ballad Of John And Yoko」が入っていました。
この「The Ballad Of John And Yoko」については、「ストーン・アローン」にこう書かれている。

おれが出会ったミュージシャンの中で、ブライアンほど感じやすいやつはいなかった。だから、彼にとってストーンズを離れるということは、たいへんな苦悩をもたらしたにちがいなかった。ごく自然なことだが、あの夏、やはり脱退問題に悩んでいたもうひとりの因習打破主義者によって作られた曲に、ブライアンは強く共感していた。ヨーコ・オノと交際し始めてから、ジョン・レノンは個人的な危機に何度も瀕していたが、彼が書いた「The Ballad Of John And Yoko」は、コッチフォード農場で、ほほ笑みを浮かべた、悟ったようなブライアンらしき人物によって何度も何度もかけられていた。
神様、難しいことはわかっているよね
それがどんなに大変か知っているよね
世の中の流れが
ぼくを苦しめるんだ

この(赤文字の)歌詞の部分は
Christ you know it ain’t easy you know
How hard it can be
The way things are going
They’re going to crucify me

ですが、アルバムの対訳では次のようになっている。
キリストさんよ まったく楽じゃないぜ
どんなにキツイか想像つくだろ
世の中 まったく狂ってるぜ
奴ら この僕を責め苦しめるつもりだ

この違いはなんなんでしょうか!
”神様”ではなくて、”キリストさんよ”っていうだけで、イメージが全く違います。

薄々気付いていましたが、訳する人によって、ここまで雰囲気が変わってしまうなんて……。

それで思い出したのが、以前私がここで「すごくブライアンっぽい!」と思ったと書いた「Sittin’ On A Fence」。
(ビルによると、この曲はミックとキースがスウェーデンで書いた、となっているのですが)
歌詞の対訳を読んで、
「え? 曲はとってもキレイなのに、こんな歌詞?」と思いながら実際の英語の歌詞を読んで、
「ん~、もっと他の訳し方をしたら雰囲気が全然変わるのに」
って思ったのでした。

歌詞全部書くのは大変なので、最初の部分だけ。
Since I was young
I’ve been very hard to please
And I don’t know wrong from right
But there is one thing
I could never understand
Some of the sick things
that a girl does to a man
So I’m just sittin’ on a fence, you can say
I’ve got no sense

この部分の対訳は
俺は餓鬼のときから
満足する質じゃなかった
だから俺は物のけじめがつかない
けど判らねェことが
1つある
そいつは女が男を
駄目にするってェことだ
だから俺はどっちつかずなのさ
俺は阿呆かもな

となっているのですが、英語力のない私でも、もう少しやわらかい感じに訳すことができたのでは、と思ってしまったものでした。

例えば冒頭の、「俺は餓鬼の頃から」を「幼い頃から」にするだけでも、雰囲気が全然違いますものね。

しつこいですが、英語力がないので強くはいえませんが、「no sense」が「阿呆」っていうのも、どうなんでしょう。

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ところで、全く関係なくてどうでもいい話になりますが、以前、ブライアンはうお座で私はかに座なので、星座占い的に言うと「同じ水の星座グループ」だということを書きました。

そしてまたひとつ共通点を発見!

なにげなくやってみた動物占い
目的別メニュー「動物を調べる」から、生年月日を入力してチェックできます。

私もブライアンも「」なのです!

「虎」の特徴
リーダーシップがあり、 面度見がよく、思い込みが激しく(自分が正しいと思い込んだことは貫く)、働き者で(しかし休む時はきっちり休む)、誰もが絶対ムリだと思うようなことでもやり遂げることができ、バランス感覚がすぐれていて(TPOをわきまえられる)、器用貧乏。

うーん、結構いいことが書かれていますが、自分に照らし合わせてみると、当たってるのかなんなのかよくわかりません。

自分にリーダーシップがあるなんて、感じたことも言われたこともないですし。

でも、なんにしろ、ブライアンとの共通点を発見して、個人的には嬉しいです^^

コメント

  1. トシ より:

    るかさん、こんばんは。
    ブライアンがサックス吹いている「you know my name」聴いた事ないんですが、どんな曲なんでしょうね。
    変な曲と言うのを以前聞いた事あります。ストーンズで吹いてるサックスとはまた違う感じらしく聴いてはみたいのですが、
    ビートルズは興味無いんですよね。
    動物占いでブライアンと同じ虎ですか、自分はどうなんでしょうね。虎ではなさそう。ブライアンと共通点あるとなんか嬉しいですよね。
    リーダーシップは自分は無いですね。面倒見はどうかな?思い込みは激しいと言うのは有るかも。
    でもブライアンと同じ虎で良かったですね。

  2. るか。 より:

    トシさん、こんばんは。
    「You Know My Name」はブライアンのサックスを聴くためだけに入手しました。笑
    コミックソングということになっていますね。確かに遊び心あふれている曲です。
    (私の持っているアルバムでは)ブライアンのサックスはラストの方に少しだけ出てくるだけなのですが、ポール・マッカートニーが「「You Know My Name」では、ブライアンがおかしなサックス・ソロを披露してくれた。感心するほどの立派な演奏じゃないけど、まさに僕らが求めていたものはあれだった。ブライアンはそんな風に「出来る奴」だった」コメントしています。
    私もビートルズには何故かそれほど心を動かされないです。
    でもブライアンの音を聴く目的で、「Yellow Submarine」と「Baby You're A Rich Man」が入ってるアルバムまで買ってしまいましたが;
    音楽を聴くのは好きなのですが、私にとってポイントとなるのは、その音楽に心を揺さぶられるかどうかなので、ジャンルはあまり気にしないです。
    ブライアンが奏でる音には、とっても心を揺さぶられるので夢中になっています。
    動物占いは、ブログ文中の「動物占い」のところに貼ってあるリンク先から簡単に出来ますよ。
    もしくは↓
    http://www.ddart.co.jp/doubutu/doubutu.html
    トシさんは、ブライアンと同じうお座なんですよね☆
    それは素敵なことですよ~。

  3. トシ より:

    るかさん、こんばんは。
    動物占い教えてくれて有難うございます。早速やりました。
    それで自分も虎でしたよ。夢想家のトラだそうです。
    当たっているかどうかは分かりませんが、話し上手でないと言うのだけは間違いなく当たっていると思います。
    結構良いこと書いてあるようでどうかな?と思いますね。
    1度着手したことは最後までやり通すとか、朗らかな性格で異性はもちろん同姓からの支持も多く誰からも好かれる得な人ですなど。
    自分だけでなく他の人も誕生日分かる人何人かやって見ました。中々面白いですね。
    またどこか面白い占いのサイトあれば教えて下さい。
    今日はさっきまでキッスのDVD観てました。初めて買った洋楽のレコードがキッスのレコードだったんですよね。その後ストーンズを知りブライアン狂になってしまいました。
    やっぱり60年代のストーンズは良いですね。
    ストーンズはフラワーズが最初でいきなりルビーチューズデイにやられました。とにかく全曲気に入りましたね。

  4. るか。 より:

    トシさん、こんばんは。
    トシさんもトラでしたか!星座占いも動物占いもブライアンと同じなんて、すごいですね!
    私は自分がトラだってことは前から知っていたのですが、ブライアンもトラだと知ったときには、同じだ~と思って、嬉しかったです^^
    実は私は60年代のことはあまり詳しくなくて、ブライアンに教えてもらっているっていう感じです。
    前にブライアンがいなくなってからのストーンズのライブを観たのですが、魅力を感じませんでした。
    私はブライアンファンであって、ストーンズファンではないようです。
    ルビーチューズデーいいですよね~
    一番といっていいくらい、ストーンズの中で好きな曲です。
    リコーダーの音がたまらないのです☆